介護・福祉職のみなさま

介護、福祉の職業の方は、皆さんコミュニケーション力が高いと思います。

このお仕事を志す、その時点で、とても「いい人」である方が多いです。

謙遜される方もたくさんいらっしゃいますが、でも、やっぱり直接人の役に立って「ありがとう」と言われることが喜び、というベースがなければできない仕事ではないでしょうか。

 

その一方、難しい利用者さんがいらしたり、

プライベートでの小さいあれこれが重なってしまったり、

また職員間での価値観の違いから、

バーンアウトも多く起こる職種です。

 

いい人、だからこそ自分を追い込んでしまう。

そしてもしかしたら、同じくらいいい人であることを周囲に期待してしまう。

という部分は、多かれ少なかれあるかもしれません。

 

また、ライフスタイルの多様化から、

利用者さんの状況もほんの数年前に比較してもいろいろな様相を表しているようです。

発達障害の当事者で、貧困世帯で、介護保健の対象の方をケアしている。

たとえばこんな状況も珍しくありません。

 

利用者さんがご自身で心理ケアを受けられるに越したことはありませんが、日本ではまだ精神障害の基準は厳しく、認知も広がっていない状況から、まずは援助者がグレイゾーンの方を含めたいろいろな方への正しい対応と、自分の心を保つことを学ぶ必要があると考えます。

 

コミュニティカウンセラー協会は企業・行政における研修や職員相談の経験豊富な産業心理職がそろっています。

また、「聴くチカラ検定」によるコミュニケーション力の見える化を通して、援助職が自分の心を守りながら、相手の心を支える「聴き方」スキルを普及しています。

 

まずはケースカンファレンスの場面に、心理職を呼んでいただくなどの具体的場面で、

また職員研修の中でコミュニケーションとメンタルヘルスを扱っていただくことから、

皆さまのお力になれればと考えています。

ストレスチェック事業のご相談も承りますので、お気軽にご相談いただければと存じます。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

NPO法人コミュニティカウンセラー協会

 

 

 

お問合せ

メモ: * は入力必須項目です