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子どもたちとメンタルヘルスを考える

まつげこと霜丘麻依です。

 

聴くチカラ検定の社内研修を導入してくださっている教育ネットさんのお手伝いで、

小学生にメンタルヘルスの授業をしてきました。

教育ネットさんは小中学生に情報モラルの出前授業をしている会社です。

情報モラル、つまりスマホやインターネットの安全な使い方を教える単元が、現在の小中学校では道徳の範囲の中で扱われています。

子どもたちにとって、スマホ・インターネットはとても身近で、かつメンタルヘルスとも密接な関係があります。

いわゆるテクノストレスによるイライラ、デジタルコミュニケーションの不全感、リベンジポルノはじめ不適切投稿による被害と加害。

これらを、デジタルウェルビーイングという視点で、精神保健と結びつけて教えるコンテンツを考えたいというのが

わたしの長年の野心の一つなのですが、教育ネットさんでは時々ご縁があって、それを形にさせていただいています。

 

前回は、クラスのLINEグループで不適切動画(トラウマになりうるやつです)が回ってしまった学校さんからの依頼で、アサーションをテーマに。

今回は、コロナ自粛が続いた時にゲームなどの利用時間が伸び、かつイライラしている子が増えたことに

いち早く対処しようとされた学校さんからの依頼で、怒りのコントロールについてお話ししてきました。

 

多くの人の力を借りて自作した導入動画、よかったらご覧ください!

 

パペットのぱんだの声をわたしがやっています。

 

このブログでは以前にも書きましたが、

2022年から学校指導要領でメンタルヘルスが扱われるようになります。

子どもたちが、その知識を必要とするのはいつなのか、はっきり断定できるものではなくていろんな意見があると思いますが、

困った時に「そういえば学校で習ったな」と思い出したり、おうちで話題にしたり、友達や自分について

理解したい時のきっかけに使ってくれたらとても嬉しい。

 

次は中学生向けのオーダーがあったので、ちょっと本格的に考えたいと思っています。

 

興味がある人はぜひ、お声がけいただけたら嬉しいです!