先週、企業さんにオーダーを受けたロジカルシンキング研修の基礎編が終了し、
第2弾の方向性を考えています。
ところで、カウンセラーはただ話を聴くだけではなくて、
聴いた話の「大事な部分」にフォーカスをあてる応答を素早くしなければなりません。
また、短い時間で最大限に変化をサポートするためには、
話し手の世界観を共有したり、その上で少し俯瞰して気づきを深めてもらう「言い換え」や「質問」の技法を使えることが望ましいです。
大事な部分を素早くくみ取るのは「要素を整理する」こと。
話の全体像を共有するのには「対比」や「因果」を見つけること。
くみ取った内容や共有した内容を、構成を変えて示すのは「抽象・具体を行き来」すること。
話の文脈に沿った形で相手に届きやすい言葉を選んで、見立てに必要な質問をするには「重要度や優先順位で絞る」こと。
要約・言い換え・質問が苦手な人は、ロジカルシンキング、論理的思考法のスキルを練習するとよさそうなんです。
練習すると、素早くできるようになるらしいですよね?
聴くチカラ検定のテキスト付属のドリルでも、「要約」の練習のやり方が書いてありますが、もう一つ「言い換え・パラフレーズ」をいろんなレベルでできるようになるトレーニングを開発しようと思っています。
お楽しみに♪
ドリルといえば、最近Facebookグループ「聴くチカラ研究所」で、
検定ドリルの公開添削をやっています。
詳しくはまたブログに書きますね。
聴くチカラ研究所ではいろんな新しい試みをやっていたりしますので
たまに覗いてみてくださいね。
Facebookグループ「聴くチカラ研究所」