今までいろいろな形で「聴く」トレーニングを提供しています。
今日は一対一、ときどき一対一対一(わたし、Co役の生徒さん、Cl役のお手伝いさん)で行っているトレーニングについてご案内します。
カウンセリングや傾聴で聴くチカラを高めるためには、
いろいろな人の話を聴かせていただく「場数」がとても重要です。
ただお話を一生懸命きくだけでいいなら、いつでもどこでもできますが、
「見立てに沿って問題を焦点化していく」
「クライアントさん自身が問題に気づき言語化することを支援する」
という技術を身につけるためには、
場数とともに、段階的にスキルを身につけていく必要があります。
どの順番でスキルを身につけたらいいかは、
聴くチカラ検定のテキストで自習ができますが、
実際にクライアントさんのお話を聴く場面でそれがうまくいったかどうかを自分一人で客観的に振り返ることは難しいですね。
オンラインの個人トレーニングであれば、その場でスーパービジョンを受けることにより、具体的に課題と次にやるべきことがわかります。
わたしの個人トレーニングは、最近クライアント役で手伝ってくださる方も増えていまして、先日は短い期間で本当に多彩なお話を聴く時間をベースにトレーニングができ、生徒さんの実力がいっきに上がったんですよ。
グループの見立て力アップクラスで学べることも多いのですが、この個人トレーニングは今後、本気でカウンセリング力を上げたい人の役に立ちそうだなと思っています。
これまでカウンセラーの訓練というと、録音を文字起こしして振り返りを行う逐語分析という方法が一般的でした。
このやり方はとても深い学びを得られますが、50分の面談文字に起こすのはとても大変な作業で、忙しい日常の合間にトレーニングするのにはかなりのハードルでした。
これをクリアできるようになったのが、zoomなどのビデオチャットによるカウンセリングの陪席です。
SVがカメラをオフにしてその場にいて、一緒に面談をきいて、終わった直後にフィードバックできる仕組みは即時性がばつぐん。
面談時間に加えてフィードバック時間も録画もできるので、その場でよくわかんなかったこともあとから何度も見て確かめられます。
ついでに、聴いてる自分にいっぱい注目するのもいいと思う。
けっこう、表情はじめ自分の非言語を意識する機会は重要です、オンライン花盛りの最近では特にね。
ということで、今まで細々とやっていた個人トレーニングを正式にスーパービジョンのメニューとしてNPOで始めたいと思っています。
金額は今のところ据え置き。
5時間36000円、クライアントコーディネートオプションが1000円です。
カウンセリングの実力アップしたい人、
逐語記録が大変すぎて挫折した人(笑)、
この機会を逃さずにどうぞ。
興味のある方はこのサイトのお問合せからご連絡ください!