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メールカウンセリングゼミ

まつげこと霜丘麻依です。

 

昔からメールでのカウンセリングが大好きで、

今はたくさんのクライアントさんを抱えてそれぞれのお返事日時の管理に苦労しながらもほぼ毎日メールしています。

 

対面でお話を聴くセッションでいいな、と思う点は、

気持ちを理解したいという聴き手の心がリアルタイムで作用しやすいことです。

話し手さんは、聴き手との関係性の中で、

ここではなんでも話して大丈夫なんだな、

という安心安全を感じると、

だんだんと自分の声に耳を澄まし、

内側を探る作業に集中していきます。

一方でメールでは、書いたことが読まれ、反応が戻ってくるまでにタイムラグが発生します。

この時間差が、クライアントさんにとっては「熟成時間」となって、気持ちが落ち着いたり、自分への問いが凝縮されて、少しヒントが見えてきたりします。

いろんな使い方をされる方がいますが、扱うテーマを一つずつにすることで、たとえば2往復、3往復、また一定の期間の中で最大限の成果があげられます。

 

春はいろんな機運が高まるもので、かねてからやりたかったメールカウンセリングゼミを開催することができました。

メイン講師は、CC協会の頼れる理事でもあり、ご自身の気分向上委員会というサービスで長年メールカウンセリングを実践されてきた北野さん。

 

レクチャーは基本編と応用編で、現在は基本編が終わったところです。

いつも感じていたことが言語化されて、また模擬メール相談に参加者の皆さんがチャレンジしてくださっているのでたくさんの発見がありました。

メールという文章のやりとりでは、リアルタイムで話すときよりもさらに焦点化はしやすいですが、その分より言葉に自覚的である必要があるんですよね。

 

今、メール始めSNSなど、文章でのカウンセリングは認知が広がって、たくさんの担い手が必要な状況です。

CC協会でも、必要な人に必要なサービスが届けられるよう、今後もできることをしていきたいと思っています。

 

CC協会のカウンセリング申込はこちらから