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聴くチカラで相手の変化を促す

まつげこと霜丘麻依です。

わたしは心理カウンセラーを本業にしていますが、、、

心理カウンセリングとは、

心理的技法によってクライアントの行動変容を促すこと、

という定義があります。

心理技法にもいろいろありますが、

クライアントさんに変化が起こせなかったら、

それはカウンセリングではないわけですね。

 

一方、

わたしは心理カウンセラーでなくても、

優れた聴き手が、

話を聴いているだけで相手の方の行動変容を促すことができるのを知っています。

行動変容とは多かれ少なかれ相手の成長とも言えるので、

なんらかの援助職、育成職の方には、

「相手を変化させる、成長を支える話の聴き方」を身につけてもらえたらいいなあと思います。

 

わたしが教える聴き方は、

アクティブリスニングをベースにしています。

提唱者はカール・ロジャーズという人で、

パーソナリティ変容のための6条件を明示しているので今日はさわりだけ紹介しますね。

 

(1)2人の人間が心理的な接触を持っていること

(2)第1の人(クライエント)は不一致の状態、傷つきやすい状態、または不安な状態にあること

(3)第2の人(セラピスト)はその関係の中で一致している状態、統合している状態であること

(4)セラピストはクライエントに対して無条件の肯定的配慮を経験していること

(5)セラピストはクライエントの内的照合枠を共感的に理解しており、その経験をクライエントに伝えようと務めていること

(6)セラピストの理解と無条件の肯定的配慮が、最低限にでも、クライエントに伝わっていることクライエントに最低限伝わっていること

 

これらは、

聴くことを教えるときにいつもお伝えしていることなのですが、

いつもは受講生の方の進度に合わせて断片的な伝え方になっているので

今つくっている新しい教材の中できちんと全部を扱うつもりです。

お楽しみに♪