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援助者としての聴くチカラの基礎

まつげこと霜丘麻依です。

「心理カウンセラーで仕事をしたい」というFacebookグループをやっています。

ここには、心理カウンセラーの資格を取ったばかりの人や、これから資格を取りたい人が集まってきます。

 

かれこれ5年くらいにはなるでしょうか。

メンバー数、なんと1000人以上。

人の助けになりたい人はとても多いのですね。

そのこと自体は尊いと思うので、いろいろあっても細々と維持はしているのですが、いろいろある中でも特に、課題意識を強く感じることがあります。

それは今も昔も、人を支えることの技術と責任の考え方です。

 

弱っている人が来た時に、最低限、その傷を広げないで済むくらいには技術もいりますし、自分がしていることの自覚を持つことが必要です。

心理学の理論を学ぶことよりももしかしたら、心にかかわる仕事の倫理観のほうが重要かもしれません。

数日で資格が取れるとか、コスパがいい資格とか、そういう話題が出ることもあるのですが、その時に話題になる資格名称でググってみると、倫理規定が存在しないような団体が発行していることは残念ながらたくさんあります。

 

そして、最近またこのことを考えるのは、

心理職の国家資格に合格して登録している人々の中に、実は基本の傾聴を実践として学んでいない人が含まれているということを重く受けとめているからでもあります。

コミュニティカウンセラー協会は検定の事業をしているので、「聴く」場面でロールプレイをしたら、どれくらいの技術があるかすぐにわかります。

知らずに来てくれた人の傷を深くするリスクのあるきき方をしている援助職が、気づいて正しい方向に研鑽できる道を、しっかりつくっていかなければなあといつも考えています。

 

援助職の皆さんにはぜひ、聴くチカラ検定のBASIC(7級)は目指してほしいです!

基礎力のすべてを網羅した動画教材を製作中です。

お楽しみに。

 

検定に興味がある方は、しばらくはこちらのサイトをご覧ください。

聴くチカラ検定

 

こちらも現在リニューアル中です。

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